トマトの栄養学 昔から、トマトが赤くなると医者が青くなると言われるほどトマトには栄養があります。 胃健、高血圧、肝臓病、二日酔い、解熱、美肌・・・と、さまざまな効能があるのです。 トマトには黄色い色素「βカロチン」と赤い色素「リコピン」が豊富に含まれます。この２つは抗酸化効果を持つ栄養素で、タバコやストレス、排気ガス、食品添加物などによって体内に出来た悪い物質を退治し「ガン」等の病気を防止します。現代人には不可欠とも言われています。特に「リコピン」は最近巷で話題となり「βカロチン」の2倍の能力を発揮することが分かっていて、1日に15mgの摂取が望ましいと言われています。これを、トマトでとるには2個程度（トマトジュースなら1本）でＯＫです。また、ピューレやケチャップはトマトを濃縮した加工品なので大さじ4杯程度で同量を摂取することができます。リコピンは熱にきわめて強いので加熱しても含量はかわりません。 トマトは生でもおいしいし、色々お料理にプラスしてコクを出すこともできます。賢く使って、賢く健康アップしましょう。 トマトモニターさんのページにもたくさんの活用レシピが紹介されています。 ●トマトの冷たいスパゲッティ ●トマトのファルシー　●ガスパチョ ●トマトときゅうりの簡単サラダ ●じゃこがけトマトサラダ ●トマトラーメン ●トマトご飯 ●プリマヴェーラパスタ ●カプレーゼ ●トマトオムレツ ●ナスとトマトのグラタン ●ピッツァマルガリータ ●トマトスープ

紅光の完熟トマトのトマトソースなんて、めちゃくちゃ贅沢ですが、作ってみると、その濃厚な味に驚きます。とにかく甘い！ 正直な話、私はトマトを食べたときにはさほど驚かなかったのですが（確かに甘いとは思いましたが）、このソースを一口食べたときには、もう、めちゃくちゃ驚きました。大勢集まるパーティーなどで披露したらいかがでしょう？うちの家族曰く、「手をかけていないのに、手をかけた味がする」と言ってました。 一度作っておくと、３ヶ月は冷蔵庫で持ちます。といっても、おいしくてあっという間に終わっちゃうからそんなに持たないと思います・・・。 応用範囲の広さは一番！パスタに、ピザに、煮込みに、いろいろとお試しください。

材料（出来上がり約2.5カップ）
・トマト--約8個（1kg）　・玉ねぎ--中玉1個　・ニンニク--1カケ
・オリーブオイル--50ml　・ドライバジル--小さじ1　・塩、こしょう--少々

1. 玉ねぎ、ニンニクはみじん切りしておく。
2. トマトの皮を湯むきする。
   （熱湯に一旦つけてからすぐに取り出し冷水にさらす。そうすると皮が簡単にむけます。）
   
3. 2.のトマトを1cm角ぐらいに刻んでおく。（切ったときに出る水分もちゃんと使いましょう。）
4. 鍋を熱し、オリーブオイルを入れニンニクを入れ炒める（焦がさないように気をつけて）。
5. 香りが出てきたら玉ねぎを入れ、薄茶色になるまでじっくりと炒める。
   
6. 5.にトマトを加え、焦がさないように煮詰めていく。
   
7. 20分程度煮詰めたら、バジルを加え、全体がトロリとなるまで煮詰める。
8. 塩、こしょうを加え薄めに味を付ける。
9. 好みでフードミキサーにかけてなめらかにする
   

　→応用編　パスタ　　→応用編　ピザ

見た目にもかわいらしい、パーティー向きの料理です。 紅光トマトは実が堅いのでくり抜いても実がつぶれることはありません。まさに詰め物向き。

材料
・トマト--6個　・豚挽肉--150g　・玉ねぎ--35g（小１個程度）　・パン粉--25g
・パセリ--10g　・にんにく--1/2かけ　・バター--適量　・塩/胡椒--少々
・タイム/ローリエ--適量　・オリーブ油--大さじ1
＊私はパセリはドライバジル小さじ1、タイム/ローリエはエルブドプロヴァンス（ドライハーブミックス）で代用しました。

1. トマトのヘタの部分をフタになるように切り、そこから中身を丁寧にスプーンでくりぬき、水気をよく切る。くり抜いた中身も使うので汁までしっかりとっておきましょう。
   
2. タマネギをバターで炒め、1.のトマトの中身を加え煮詰め塩・胡椒で味付けをする。
   これが、→ここまで汁がなくなるように焦がさないように炒める。
3. 2.を冷ましてから、挽肉・ニンニク、パセリのみじん切り（ドライバジル）・パン粉を加えよーくこねる。（ポイント：良く冷ましてからこねましょう。）
4. 1.に3.の具を詰め、耐熱皿にのせ、オリーブ油をふりかけ、ローリエ・タイムをのせる。（ドライハーブミックスでも可。チーズを乗せてもおいしそう。）
   
5. 220度のオーブンで30〜40分焼く。（オーブンがない人はオーブントースターでもＯＫ。10分焼いて、アルミホイルをかぶせ再び10分焼く。）
6. 焼き上がりにオリーブ油をかける。
   

   どうも、私には盛り付けの才能がないらしい。

   トマトの甘味とひき肉がほどよくマッチして、おいしいです。
   

なかなかパン屋さんではみかけませんよね。 生地はトマトの赤というよりも、朱色に近いオレンジ色。 トマトの風味がほんのり香って、けっこうおいしいです。 チーズやハムを挟んでサンドイッチにしてみたらピッタリだと思います。

材料
・トマト--4個程度　・強力粉--225g　・インスタントドライイースト--小さじ1
・砂糖--大さじ1と1/3　・塩--小さじ2/3　・バター--20g　・ドライバジル-小さじ1

トマトピューレを作る

1. トマトの皮を湯むきして、乱切りし、ミキサーにかける
2. 1.火にかけ軽く煮詰める
3. 2.を裏ごしして、165cc計量し、40度ぐらいまで冷ます（足りなければ水を加える）

生地作り

1. 強力粉、イースト、砂糖、塩、バター、ドライバジルをボウルに入れて、上で作ったトマトピューレを注ぐ
2. 1.を約30分ぐらいしっかりとこねる（生地が堅いようなら、ピューレの量で調節）
   （艶が出て、ベトつきがなくなり、膜が張るぐらいしっかりこねる）
3. 2.でこねあがった生地を丸め直してボウルに入れ、ラップをして、40度のオーブンで25分一時発酵
4. ガス抜きをして、10等分し、丸めなおしてベンチタイム10分
5. バターロールのように成形する
6. 40度のオーブンで20分二次発酵
7. 190℃のオーブンで12分焼く
   

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