赤堀さんちのいもきり　製造現場レポート

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＊＊遠州のからっ風とおばちゃん達のパワーが干し芋をおいしくする＊＊

2007年1月19日
杉山＠紅光が赤堀さんちのいもきり（干し芋）の製造現場を見学してきました。

生産現場見学シリーズ（？）　久しぶりの今回は、赤堀さんちの【いもきり】です。
冬に吹く冷たいからっ風がおいしいいもきりを作ります。
静岡は暖かいってイメージですが、びゅーびゅー吹き付けるからっ風はとっても冷たく、寒い！
そんな中でも元気に作業しているおばちゃんたちのパワーがおいしさの秘密かもしれません。

	角形スティックが食べやすい、あかほりさんちのいもきりは静岡県西部、遠州の空っ風が吹く土地で作られています。遠州地方って天気が良い。（晴天率が日本で一番良いらしいです。）風が吹くから良くものが乾く。だから芋を干すのに最高の場所なんです。これを利用した産業が、浜松の楽器産業です。ピアノの板を干すのに最高なんです。だからピアノで有名なヤマハ・日本楽器や河合楽器は遠州地方なんですよ。あと晴天率が日本で一番良いから静岡のメロン栽培。産業って天候で決まることも多いんですね。
赤い屋根の加工場。天気が良い日は表で芋を干します。内部にはたくさんの加工用芋、昔から使われている干し芋作りの道具が並べられています。
	まずは大量の加工用のサツマイモを洗います。サツマイモはほしいも専用の品種で【いずみ】を使います。おいしいほしいもは、おいしい芋作りが大事です。ここ遠州地方の砂地は水はけがよいので甘いサツマイモが収穫できます。だからここのほしいもは美味しいんですよ!
洗った芋を木の蒸篭に並べて蒸します。紅光が赤堀さんのほしいも工場の見学に行ったのは、午後でした。明日の早朝に蒸しあげるお芋を大きな蒸篭に入れて準備していました。写真を見て蒸篭がすごく大きさってわかるでしょう！下から蒸気が上がってくるようになっています。その蒸したイモを取り出してコンテナに移し替えて冷ますのがたいへんだと赤堀のおばちゃんが言っていました。
	蒸したら、切るぞー。熟練した技を持つおばちゃん達の出番です。これはすべて手作業。時間が経って冷めたイモはそれほどではありませんが蒸しあがったばかりのイモはものすごく熱いのでたいへんです。この日はイモを切る人間は2人でしたが、多い日は3人で切るそうです。
ワイヤーを張った昔ながらの道具が大活躍。黙々と続ける単純な作業ですが、イモが柔らかいので手でなければ上手に切れないそうです。機械で簡単に切れればいいのですがね。イモがワイヤーに付いて切りにくくなるので時々たわしでワイヤーをお掃除します。おばちゃんは上手ですよ！早い早い！角切りの干し芋を作るのは一度イモをワイヤーに通してから 90度方向を変えてまたワイヤーで切るんです。
	並べます。ひたすら並べます。切るのもたいへんですが、並べるのもたいへんです。上手に早く並べないといけないので・・・。
さあ干すよー。風通しの良い日当たりの良い場所が干し場です。ここに何日か置いて上手に干しあげます。上に屋根がついているので多少の雨は大丈夫だそうです。それにしてもすごい量ですね。
赤堀さんのおばあちゃんと２ショット！この作業場で一番元気に動いていました。たくさん作るから一生懸命売ってや！ってはっぱをかけられました。楽しい見学させていただいてありがとうございました！いつか紅光のお客さんを連れて見学に来たいなぁって思いました。

お忙しい中見学させてくださった赤堀さんならびに従業員の皆様に感謝です！

　
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	角形スティックが食べやすい、あかほりさんちのいもきりは静岡県西部、遠州の空っ風が吹く土地で作られています。遠州地方って天気が良い。（晴天率が日本で一番良いらしいです。）風が吹くから良くものが乾く。だから芋を干すのに最高の場所なんです。これを利用した産業が、浜松の楽器産業です。ピアノの板を干すのに最高なんです。だからピアノで有名なヤマハ・日本楽器や河合楽器は遠州地方なんですよ。あと晴天率が日本で一番良いから静岡のメロン栽培。産業って天候で決まることも多いんですね。
赤い屋根の加工場。天気が良い日は表で芋を干します。内部にはたくさんの加工用芋、昔から使われている干し芋作りの道具が並べられています。
	まずは大量の加工用のサツマイモを洗います。サツマイモはほしいも専用の品種で【いずみ】を使います。おいしいほしいもは、おいしい芋作りが大事です。ここ遠州地方の砂地は水はけがよいので甘いサツマイモが収穫できます。だからここのほしいもは美味しいんですよ!
洗った芋を木の蒸篭に並べて蒸します。紅光が赤堀さんのほしいも工場の見学に行ったのは、午後でした。明日の早朝に蒸しあげるお芋を大きな蒸篭に入れて準備していました。写真を見て蒸篭がすごく大きさってわかるでしょう！下から蒸気が上がってくるようになっています。その蒸したイモを取り出してコンテナに移し替えて冷ますのがたいへんだと赤堀のおばちゃんが言っていました。
	蒸したら、切るぞー。熟練した技を持つおばちゃん達の出番です。これはすべて手作業。時間が経って冷めたイモはそれほどではありませんが蒸しあがったばかりのイモはものすごく熱いのでたいへんです。この日はイモを切る人間は2人でしたが、多い日は3人で切るそうです。
ワイヤーを張った昔ながらの道具が大活躍。黙々と続ける単純な作業ですが、イモが柔らかいので手でなければ上手に切れないそうです。機械で簡単に切れればいいのですがね。イモがワイヤーに付いて切りにくくなるので時々たわしでワイヤーをお掃除します。おばちゃんは上手ですよ！早い早い！角切りの干し芋を作るのは一度イモをワイヤーに通してから 90度方向を変えてまたワイヤーで切るんです。
	並べます。ひたすら並べます。切るのもたいへんですが、並べるのもたいへんです。上手に早く並べないといけないので・・・。
さあ干すよー。風通しの良い日当たりの良い場所が干し場です。ここに何日か置いて上手に干しあげます。上に屋根がついているので多少の雨は大丈夫だそうです。それにしてもすごい量ですね。
赤堀さんのおばあちゃんと２ショット！この作業場で一番元気に動いていました。たくさん作るから一生懸命売ってや！ってはっぱをかけられました。楽しい見学させていただいてありがとうございました！いつか紅光のお客さんを連れて見学に来たいなぁって思いました。