胃にやさしい食品を選ぼう |
胃にやさしい生活を送るには、こんなことが大切です。
でも、なかなか実行できませんよね。だからこそ、胃にやさしい食事を摂ることによって、少しでも胃への負担を軽くしたいものです。
これから紹介する「胃を守るキーワード」は4つ。
暴飲暴食してしまった後には、してしまいそうな時には、意識的にこれらの食品をたくさんとりましょう。
食べ過ぎには「リパーゼ」 |
食べすぎには「リパーゼ」
何かとごちそう続きで、ついつい食べ過ぎてしまう方。消化不良で「あー、気持ち悪い」なんて思って後悔しても後の祭りです。そんな時には、「リパーゼ(消化酵素)」の豊富な食品を取りましょう。腸内の成分である消化酵素が胃腸での消化を助けてくれます。リパーゼは、納豆・とうもろこし・落花生などにたくさん含まれています。リパーゼだけでなく、カルシウム、ビタミン等などが豊富に含まれている納豆は、食べ過ぎの解消のためだけでなく、毎日の健康のために欠かすことなく食べたい食品です。
胃壁粘膜を修復してくれるのは「クエン酸」 |
胃壁粘膜を修復してくれるのは「クエン酸」
飲みすぎて胃の調子が悪いなー、なんて方、胃の粘膜が痛んでいるのかもしれません。胃壁粘膜を修復してくれるのは「クエン酸」です。クエン酸はレモンやミカン、リンゴ、イチゴなどの果物の「酸っぱい」味を出す成分です。酸っぱいものは嫌い、と言わず、胃のためには積極的に摂りたいですね。
胃酸過多には「メチルチオニン」 |
胃酸過多には「メチルチオニン」
深夜までテレビやビデオを見ていたり、インターネットを楽しんで夜更かししてしまう方、不規則な生活は胃酸過多につながります。胃酸過多とは、胃液に含まれている塩酸の酸度が異常に高い状態のことで、これによって胃部の圧迫感や胸やけ、げっぷなどの症状が起こります。放っておくと、胃潰瘍にもつながりますよ・・・。胃酸を押えてくれるのは、メチルチオニンです。聞きなれない物質ですが、たんぱく質を構成する必須アミノ酸の1つで、胃酸の分泌を抑え、粘液の新陳代謝を活発にし、荒れた胃壁を治します。キャベツ、アスパラガス、レタス、セロリなどに豊富に含まれています。ビタミンのように熱や水に弱くないので調理してたくさん食べましょう。メチルチオニンを含んだ野菜をたっぷり取ることが出来て美味しい!消化が早い鶏肉を使っているのも胃にやさしいポイント。
消化不良を防ぐには「アミラーゼ」 |
消化不良を防ぐには「アミラーゼ」
深夜に食事をする方も多いのでは。でもそれは胃にとっては、とても負担になることなのです。どうしても夜食を食べたい!そんなとき、消化不良を防ぐには、「アミラーゼ」の豊富な食品を摂りましょう。山芋、大根、カブなどに豊富に含まれています。
今の季節、甘くておいしい大根を使った大根おろしでさっぱり。山芋にはアミラーゼが含まれています。だからとろろ汁はご飯をしっかりかまなくてもズルズルと流し込めるんだそうです。とろろ汁の本場、丸子のお店にはそう説明書きがありました。
昔の人の知恵、七草粥 |
昔の人の知恵、七草粥
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。春の七草です。この七草の入った七草粥は「ジアスターゼ」や「ビタミン類」がたっぷり含まれているので、消化不良、胃酸過多、どちらの悩みにも効くすばらしい食べ物なのです。きっと、お正月の宴で食べ過ぎた、飲みすぎた先人たちの知恵なのでしょう。単なる行事としてでなく、伝え続けたい風物詩です。最近はスーパーなどで七草セットとして販売されているので、ぜひ、1月7日には、七草粥を食べましょうね。七草粥(4人分)
米--1/2カップ 水--4カップ 七草--適量 塩--少々
- 洗った米を鍋(土鍋がGOOD!)に入れ、分量の水を加えてフタをしてそのまま10分置く。
- 10.を火にかけ、沸騰したらコンロの上に網を置いて、その上に鍋を乗せる。
- 鍋の中身を一混ぜし、フタをずらして乗せ、ふきこぼれない程度の火加減で20分程度炊く。
- 七草は色よく茹で、水にとり、冷めたら水気を切って細かく刻む。
- 3.が炊き上がったら火を止め、七草を加えて5分蒸らし、塩で味を調える。
あらー、七草粥ってそういう効果があったんだ。風習ってだてにあるわけじゃないのね。今までやったことなかったけど、今年から七草粥作ってみよう。
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