長野の柳沢さんちの紅玉リンゴ。たくさんの方に美味しいとお褒めの言葉をいただきました。 紅玉でお菓子を作ってみると、他のリンゴで作ったものとの味の違いに驚きます。 多くの方が「お菓子は紅玉!」と言っている意味がよーくわかりました。 紅光の紅玉リンゴがどんなお菓子に変身したのでしょうか。 |
今回のモニターさん
山口県にお住まいの安永せんせい(学校の先生なんだそうです)。モニターレポート初の男性です! |
●リンゴ到着!
送られてきた紅玉です。 磨いたらこんなにつやつやで、驚きました。 一つ一つの紅玉に網がかけてあり、大切にされているな、というのが第一の感想です。撮影する前に網を取り、丁寧に拭いてみたのですが、ロウがかかっているか のようなつやつやとした色あいに、驚いてしまいました。紅光さんのホームページで学んでいなかったら、「ワックスでは」と疑うところでした。完熟ならではの深い赤で、明かりに照らされた、鮮やかな色のリンゴを見て、食べるのがもったいないと思えるくらいでした。
去年、実際に「ワックスがかかっていてこんなの産直じゃない!」と強気のメールが届いたんです。これはきっと説明不足だ、と反省し、今回は販売ページでご説明させていただきました。自分でロウ物質を作り出して自分自身の水分を保持するなんて、リンゴの持つ生命力を感じますよね。私が不在の時に妻が荷物を受け取り、生ものだから...と開封し、その真っ赤っかなのに驚いたようです。 我慢できずに、早速私を差し置いて一個頂いたようです。(食いしん坊ですので....) 小さめの物と言うことでしたが、これまで買っていた紅玉と同じくらいの大きさでした。紅光さんの普通サイズというのはもっと大きいんですよね。びっくりです。強烈なにおいではなく、柔らかい甘酸っぱい香りで、いい匂いがしました。 北海道の山田さんの紅玉は少々小さめです。おそらく、今回モニターの方々に送らせていただいたサイズぐらいです。柳沢さんちの紅玉は、社長自ら荷受けに行ったため、けっこう大きめの玉を手にすることができたのかな?元々紅玉は酸っぱいだけと思っていたのですが、生で十分食べられるんですね。 甘酸っぱいと言うより、甘みの中に柔らかな酸っぱさが混在するような上品な味というのでしょうか。 固すぎず、柔らかすぎず、リンゴのシャクシャクとした気持ちいい歯ごたえも堪能しました。 完熟の紅玉の美味しさを初めて知りました。 1つ、ジューサーにかけてリンゴジュースを作って飲みました。絶句する美味しさでした。普通のリンゴで ジュースを作ると、すぐに飲まなければ、あくが強く、くどい甘さが際だち、 手に付くとベトベトします。この紅玉はジュースにすると、不思議と酸っぱくなく、清廉な、すっきりとした甘みが口に広がります。絞りかすは妻の要望で捨てずに、ヨーグルトと混ぜて食べました。この時点で、「このリンゴは違う」と確信しました。この皮でアップルティーを作るとよかったねと、今になって後悔しています。(う〜ん、もったいなかった) ここまで誉めてもらえるとうれしくなっちゃいます!
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大絶賛していただいた紅玉ですが、値段はどうでしょう?率直な感想をお聞かせください。
母は「リンゴ自体の美味しさと、手間のかけようから、値段は高すぎるとは思わない。けど、送料がやっぱり割高に感じるねぇ。」と言っていました。うん、その安心できる食べ物を手に入れる手段として、紅光がこれからもお役に立てることを祈っています。
妻は、「他のスーパーのリンゴの値段とそう変わらない。味は格段に違うのにね。農薬まみれのものと違って、安心して食べられるから、送料はその分の 安心代だと思えば高くないかもね。」と言っていました。
中間に卸問屋が何人も入って、受け身の形でスーパーなどの大きな店頭に並べられた、どこのものともよく分からないものを食べるより、意見を交換できるインターネットでのやりとりだからこそ、安心して食べられるよい物が得られているわけです。個人で味と質の保証されたよいものを、注文して食べられるわけですので、 高いとは決して思いませんが、送料が品物の3割程度になってしまうのは、やはり割高感を生みだす要因になっているかもしれません。(特に家計を預かる 主婦の立場で言えば、安ければ安い程良いと言うことになるでしょうし ......)
「良いものを安く」というのが理想ですが、法外な値段でなく、本当のプロの作るこだわりの食べ物を食べられることを嬉しく思います。特に体をこわし、10年前から禁酒して、タバコもある理由から4年前にやめて、美味しいものにより関心を寄せるようになった自分自身ですので、我が娘には「安全な本物の味」というものを、育ち盛りの頃にしっかり教えてやりたいと思います。
さてさて、モニターになっていただいたわけですが、お菓子作りはよくやるんですか?
いや、とんでもない。お菓子作りは小学生の頃以来20数年ぶりということで、ずぶの素人です。レシピは以下で紹介しますが、アップルパイと焼きリンゴを作ってくださったんですよね。
あくまでも「野郎でもできるお菓子作り」をテーマに簡単な物を作りました。
母から、プロのお菓子屋さんで習ったというレシピを教えてもらったのですが、
無理して手の込んだ物を作ることはおいておいて、簡単に作れて美味しい物を目指しました。
もちろん家族総出です。コーチ役の母、味見の妻と父の見守る中で私が生地と格闘しました。このアップルパイも初めて作ったわけですよね?
でもこの撮影をする前に2枚焼いてます!すごい!パイってけっこう手がかかるのに、3枚も焼いたんですか!
練習含めて3枚焼きました!
さすがに我が家だけでは食べきれないので、料理好きなご近所と、同僚の先生にお裾分けしました。
ご近所曰く、「(砂糖などで)甘すぎることもなく、いくらでも食べられる。こんなに美味しいアップルパイ、食べたことがない。」「また作って」って言葉、うれしいですよね!
同僚の先生曰く、「子供(小学校低学年)にも食べさせた。最初、いらないと 言っていたが、美味しいから食べてみろと一口食べさせると、あっという間に全部平らげてしまった。」
(実はこの先生には、自信があったので「絶対に美味しいですから食べてみて下さい」と言って渡したのです。)
「安永さんの言っていた、素材がいいと、美味しいという意味が全くよく分かった。お世辞抜きで本当に美味しかった。また作ったらちょうだい」と言ってもらえました。
楽しかったですが、初めてで、スケジュールも詰まっていたこともあり、疲れました。はい。そう言っていただけると本当にうれしいです。
出産を控えた妻のために、何かしてやりたいと思っていたときに、好物のアップルパイを手作りで食べさせてあげられたことを、とても嬉しく思っています。そのチャンスを与えて下さったことに心より感謝いたします。
(25×25cmの正方形1台分) ・薄力粉--120g ・バター--100g ・水--35g ・塩--2g ・卵黄--1個
・紅玉--4個 ・三温糖--40g ・バター--20g ・カルバドス--大さじ1 ・強力粉(打ち粉用)--適量
<<準備>>
<<生地をまとめる>>
(似たものと、そのままのものと作って比べてみました。)
<<成形>>
私自身、酸っぱいものはそんなに好きではないのですが、この紅玉なら、煮込まずにそのままでパイに使えるし、これまで食べたどのパイよりも美味しかったです。 リンゴとパイの気持ちよい、さっくりした歯ごたえ、バターとあんずとシナモンの香りが、紅玉の香りにとけ込み、作った自分で言うのもなん ですが、感動しました。 後味もよく、こんな紅玉に出会えて幸せです。 カルバドスはリンゴで作ったブランデーです。これを使うあたりが非常に本格的ですね。
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(1人分)
・紅玉--1個 ・シナモンシュガー(グラニュー糖--40g シナモンパウダー--小さじ1)
「素材が違えば味も違う」・・・・ということを実感しました。 アップルパイとは一転して楽チンメニューです。でも充分おいしそう。
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