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風邪のひき始めに

●のどの痛み、せきに　「大根あめ」

角切りにした大根をビンに入れ、ひたひたに漬かる程度のはちみつを注ぎ１番置くと、大根のエキスが出ます。それに熱湯を注いで飲みます。（１日３回程度飲み、冷蔵庫で保存。大根中のビタミンがはちみつに溶け出て、のどの粘膜を保護し、咳を止め、扁桃腺の炎症を抑える効果があります。）

●せき、たん、寒気に　「生姜湯」

おろし生姜１片分に、はちみつ大さじ１を加え、熱湯を適量注いで飲みます。飲みづらく感じるときは、ミルクティーに生姜の絞り汁とはちみつを加えて飲んでもＯＫ。（生姜には呼吸機能を高める作用の他、発汗作用もありますので、解熱剤としての効果があります。）

●身体がだるい、微熱、寒気に　「ネギ・にんにく湯」

長ネギみじん切り1/4本分、にんにくすり下ろし１片に塩・胡椒を少々して、好みの味付けにし、熱湯を注いで飲みます。（ネギやにんにくに含まれる塩化アリルにはビタミンＢ１の吸収を促進する働きがあり滋養強壮につながります。）

こりゃ風邪だ、と思ったら

●風邪全般の症状に　「味噌がゆ」

干しシイタケと昆布でだしを取り（面倒なら顆粒だしでもＯＫ）、かぼちゃ、人参、小松菜、大根、長ネギを１口大に切ったものと冷や御飯を加え弱火で煮る。野菜が柔らかくなったら味噌を加え味を調えてできあがり。

●寒気がして、食欲がない時　「ネギとしょうがの卵雑炊」

ネギ--20g　生姜--10g　卵--1個　顆粒和風だし--小さじ2/3　醤油--小さじ1/2　ごはん--1/2膳　梅干し--20g

1. お水300ccに顆粒だしとしょう油を入れ、ごはんを加えて沸騰させる。沸騰したら弱火にして、５分煮る。
2. 溶き卵を入れ、ふたをして火を止める。
3. 最後にみじん切りにしたネギ、生姜を加えできあがり。梅干しは小皿に添えて。

●熱が高く、のどの痛みがひどい時　「くず湯」

水1/2カップを沸騰させ、黒砂糖を溶かして弱火にし、砕いて水を溶いたくず１０ｇを加えて、透明になるまでかき混ぜてできあがり。

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