10/26発送のセットの内容は以下のとおりです。 紅玉リンゴ 4個 巨峰 1パック プルーン 1パック サツマイモ 1袋 キャベツ 1個 ラディッシュ 1袋 レンコン 1袋 生しいたけ 1パック 大根 1本 ロケット菜 1袋 地どり自然卵 6個 ハヤトウリ 2個

今回のモニターさん 　神奈川県にお住まいの須藤さん。旦那様と子猫、２人+1で食べました。 　応募の際の 　「自分の納得の行くものを探す手間をいとわない『生涯チャレンジャー主婦』であり続けたい」 　というコメントが印象的でした。 　おいしいものを求めてエンゲル係数が高くなってしまったとか。 　口の肥えた須藤さん、紅光の野菜や果物はどうだったかな？

●セットが届きました●
季節外れの嵐の日にずぶぬれのヤマト運輸さんが届けてくれたこだわりセットのダンボールを開けてみると、傷つかないように、それぞれがきちんと整頓され、お行儀良く箱に収められた野菜や果物達が出てきました。送ってくれた人の心配りと手間をかけてくれたんだろうなと感じるものがありました。
とても丁寧でまるで戴き物やお届物に出来そうでした。ただ過剰包装と感じる方が要るかもしれませんが、私は受け取ったときに「ここまで丁寧にして頂けて」と感動しました。 清潔感もあり好感度は抜群でした。（いつもボロボロの通い箱で届く野菜にに慣れているのですごい差です）・・・「通い箱」を使い回すのとどちらがよいのでしょうか ・・・（私は今のところリサイクルや空き缶空き瓶ペットボトルetcの回収、ごみ減量化などに参加できていません）
それぞれの野菜や果物の状態は95点以上です。ロケット菜だけすこしくたびれていましたが、スーパー、デパートの売り場のものよりみずみずしかったです。ちょうど高島屋さんの贈答果物コーナーで葡萄（巨峰）を見ましたが、高い割に新鮮さが足りないように見えました。お届け物にしたので味はわかりませんが・・・紅光さんの送ってくださったもののほうがつややかで綺麗でした。

包装に関しては、確かに慎重に梱包してあるので、過剰包装ととられる方もいらっしゃるかもしれません。でも、そこまでしっかりと梱包しないとベストな状態でお届けすることができないのです。手に取れないものをご購入していただくのですから、ここはしっかりとやらないといけない部分ですよね。
ただ、ごみを少なくする、というのも今後の課題だと思っています。

●ボリュームは？●
うちは2人なのでちょうどいいですが（一人暮し用でもいいかも）4人以上のご家族だと果物はみんなの分としては足りないのでは…と思います。全体的に野菜も果物も小ぶりだったのは今回だけのことでしょうか？キャベツ丸ごと1個といってもとても小ぶりでした。（我が家には最適です。）やはり新鮮なうちが美味しいので届いて4日以内で半分以上食べてしまいました。

須藤さんのこのコメント、最初は目を疑いました。
2人でちょうどよいなんて、心強いお言葉です。このセット、その大きさから「夫婦二人なので食べきれるか心配」とかいうコメントをよく聞くのですよ。「そんなことないですよ、新鮮だから持ちもよいし、十分食べきれます」と説明はしているのですが、量を少なくして欲しいという要望はよく聞かれます。活用次第ってことですよね。１回外食する気分で、おいしい野菜や果物を食べるって考えてもらえれば、もっと気軽に買ってもらえるのにな、って思っています。

●値段は？●
果物の新鮮さはピカイチです。鮮度が命の生鮮野菜でここまで新鮮に保たれているのは保管や移送に大変な手間と費用が必用なのでしょう・・・4000円という値段は、このセットの対価としては妥当だと納得できます。ただ、自家購入について考えると他のモニターの方も触れていらっしゃいましたが私も送料が問題です。長期間定期購入を考えると、送料が大きい金額になってしまいます。うちは現在有機野菜の頒布グループの会員ですが、週1回専属の配送車が届けてくれて、送料は400円で済んでいます。完全有機野菜は外見が悪く傷や虫食いもあるし 割高ですが畑の土から厳格に管理しているので安心して食べられます。いまのところ完全有機栽培で安い送料を選択ということになります。単品で季節の果物や野菜だけ時々購入する「季節便」として何ヶ月に1回という形ならまた身近になると思います。（私は、今年は青森からリンゴ、群馬から梨と葡萄、北海道からさくらんぼ、福島から桃、秋田から不起耕米と小麦15キロを取り寄せました。それぞれ気に入って何年も続けて購入しています。）

んー、すごい。取り寄せに関しては、紅光と同じ「こだわり」を感じます。で、送料ですよね。うぅーん、現在紅光で相談中です。頭の痛い問題だなぁ。ほんと、もうしばらくお待ちくださいね。

●ライバル多し●
届いた日が嵐のような大雨だったのですが、そんな日には買い物に出かけたくない主婦にとっては定期的な宅配による野菜など（重たいのでなおさら）が天候、気候に左右されず届くのは助かります。
ただ、このごろ近所のスーパー数店が、顧客サービスで買い物を当日中に配達してくれるよ うになったり、電話やファックスで届けてくれたりするようになりました。 スーパーでも扱うもの自体がオーガニック系や有名産地のこだわりの生鮮だったりするので、インターネットでなくても、身近で良いものが手に入るようになってきた気がします。

ライバルは多いってことですよねぇ。でもまだまだそういったお店が近くにないお客様もたくさんいるわけですから、紅光もがんばらないとね。

●贈り物に・・・●
いつも使っている野菜宅配便のボロボロの通い箱に慣れていたので、こんな素晴らしい宅配もあるのだと新鮮でした。いつもの宅配が普段着のポロシャツだとすると紅光さんはお出かけ用のロペの仕立ての良いウールスーツという感じです。自宅のdaily useにはちょっともったいない気もします。子供の頃、ひとつしかないケーキを弟に取っておいてあげたような気持 で、大切な人への贈り物にしたい、そんな素晴らしい宅配でした。

ステキな果物屋、紅光さんのますますの今後のご発展を楽しみにしています。

贈り物といわず、ぜひご自分でご自分へ贈ってみてくださいな。（と、ちょっと商売気を出してみたりして。）
でも、正直、この一文には感動しました。そんな風に誉めてもらえるとは。
で、そうか、このセットは贈り物に良いのではないか、と考え改めました。そうですよねぇ、ありきたりなお中元やお歳暮、誕生祝などもらうよりも、気がきいていると思いませんか？毎日必要なものだものね。（自炊しない人にとってはありがた迷惑だとは思いますが。）

今年は、お料理好きのあの人に、この野菜・果物セット、贈ってみようかな、そんな気になりました。みなさんは、どうでしょうか？

さてさて、こんなにこだわっている須藤さんの食卓。紅光の野菜や果物達はどんな風に変身したのかな。ちょっとのぞいてみましょうね。

●紅玉リンゴ●

そのまま食べるのと、アップルパイに使いました。
しっかり梱包され傷もなく新鮮でした。 小さいながらもシャッキリ引き締まった果肉と嫌味にならない酸味が他のリンゴとは違いました。スーパーなどのものと違いみずみずしく，酸味もはっきりしていました。ただ生食にはあまり向かない品種だと思うのでせっかくならフジ、むつなどの甘味の強い生食向きのリンゴが良かったのではとも思います。紅玉は人気が有るのでしょうか？（ちなみに私が習った代官山のケーキ店のシェフは紅玉より製菓には千秋かふじを進めていました。酸味はレモン汁で足します）

もちろん生食に向いている品種も入りますよ。ただ「リンゴ」といっても、いろいろな品種があります。今までセットに入ったリンゴは、つがる、あかね、あずみ、紅玉・・・これからはふじも入る予定です。その季節い一番おいしい品種をお届けする、というわけです。

〜天然酵母のアップルパン〜

生地：・小麦粉（中力粉）--300g　・レーズン液だね--60g　・水--90g　・有塩バター--100g フィリング：・リンゴ--3個　・リンゴの重量の15％〜20％の砂糖 フィリングを作る。リンゴ3個をくし型に皮付きで切りその重量の15％〜20％の砂糖を振りかけ水は入れないで弱火で煮た後、冷ましておく。 クロワッサンを作る要領で生地の材料を混ぜ、一次発酵まで完了させ、バターを折り込んでおく。 成形してパイ皿に入れ、さましておいたフィリングを詰めて塗り卵をして180度のオーブンで40分焼く。 「レーズンの液だね」ってなんだ？って方も多いでしょうね。須藤さんは、天然酵母のパンを焼くんですよ。これはその天然酵母を使ったパンなのです。気軽に、日常生活に天然酵母パンを取り入れている方もいるんですねぇー。

●巨峰●

届いたとき新鮮でしたが房から幾つか粒がとれていました（遠くから運搬されて来たのだからしょうがないと思います）
とても美味しいです。巨峰にも味に差がありますが、これは高級ご贈答用のように美味しかったです。家族向けには量が少ないのではないでしょうか？高価なので仕方がないのでしょうか？
とにかく味と新鮮さは素晴らしかったです。（うちでは紅伊豆、藤稔り等を購入していますが巨峰がこんなに美味しいとは気付きませんでした）

房から粒が取れていたのは、完熟の状態で収穫したからです。完熟になるとどうしても粒が房から取れやすくなるようです。だから完熟巨峰は市場には出回りにくいんですよね。完熟の方が甘いに決まっているのですが。

●プルーン●

わざわざ買って食べたことがなかったので、酸っぱいイメージでしたが食べてみると、ほんのり甘く杏のようです。こんなにおいしいなら買ってみようかなと思いました。

紅光で販売していたものと同じ完熟プルーンです。本当に甘いと評判でした。いつもドライしか食べたことがない皆さん、来年はぜいご利用くださいねー。

●サツマイモ●

蒸かし芋と、天然酵母でさつまいもパンを作りました。鮮やかな赤紫の皮、蒸かしてみるとホクホクでした。水っぽい芋が最近はふえているので懐かしい食感でした。
せっかくお芋の美味しいシーズンなのでお芋のパンを作りました。ちょうど紫芋が一本あったので、パンの色をうっすらピンクに染めて、中に今回送っていただいたサツマイモの蒸かしたものをサイコロ状に切り包み込みました。

このサツマイモは本当にホクホクでおいしいです。浜松の台地は芋栽培に向いているんです。

〜天然酵母のおさつパン〜

パン生地： ・強力粉--300g　・液だね--60g　・水--100g ・紫芋の潰したもの--50g　・砂糖--30g　・塩--6g フィリング：・サツマイモ--2本　・紫芋--1本　・砂糖--少々 フィリングを作る。紫芋もサツマイモも蒸かしておきます。 紫芋は皮を取り潰しておきます。 サツマイモは皮ごと5ミリくらいのサイコロ状に切り厚いうちに砂糖をまぶしておきます。 パン生地を作ります。作業の流れはイーストと同じです。捏ね→1次発酵→分割→成形→ホイロ→焼成180度-15分 イーストやホシノ酵母のように、何度で何分という目安はなく返って気楽でも有りますが、ひたすら、カンと経験だけのパン作りです。工程に懸かる時間も出来も千差万別です。 分割は生地40g、成形では芋を大さじ1くらいとって包み込みます。焼成前2度塗り卵をして焼きます。 「天然酵母って、けっこう独特の風味があって、きっとサツマイモにはぴったり合うのではないのかなぁ、と思います。自然の香りのするパンが気軽に食べられるなんて、本当にうらやましいですね。

●キャベツ●

ちょっと小さめだと思いました。二人で食べる我が家にはぴったりのサイズでした。

そうですねぇ、この回のキャベツは小さかったかなぁ。その時々によって多少の大きさの変化はありますから。最近入った大根の大きさはびっくりしたよー。

〜ミラノ風カツレツ、キャベツ添え〜

・豚ロース1枚（一人分）　・卵　・パン粉　・オリーブオイル　・キャベツ 豚ロースを筋を切り、叩いて2倍サイズに広げます。 衣を付けオリーブ油で5分（180度）揚げます。 キャベツを千切りにしてたっぷりと添える。 市販のとんかつソースで食べる。

●ラディッシュ●

サラダにしました。
塩で軽くもんでしんなりとなったら水洗いしてドレッシングで食べました。

●レンコン●

天ぷらとカレーの具にして食べました。
天ぷらにしたときまるでジャガイモのようなあまりのホクホク感に驚きました。この力強い味ならカレーに負けないのでは、とひらめいてさっそく使ってみました、 市販のカレールウを３種ブレンドにしていつも使ってます．（違う銘柄のものを加えると味が広がります。）イメージは給食のあのカレー味！です。お肉ではなくホタテ、海老を使うと出汁が効きます。

このレンコンも評判良かったですよ。

〜レンコンカレー〜

ジャガイモ、たまねぎ、レンコン、海老、ホタテ、カレールウ・・・とても簡単だけどちょっと違う材料を入れると「我が家オリジナル感」が出ます。なすやきのこ、トマト、など旬のものを適当にその時々でひとつ加えています。 カレールーをブレンドするのがポイントです。「ん？いつもと違うコクだねぇ」なんてい言われるカレー印なるかもよ。

●生しいたけ●

天ぷらと味噌汁にいれて食べました。

●大根●

大根おろし、さつま揚げと煮て食べました。
大根はいか、たこや魚との煮物に相性ばっちりなのでさつま揚げで煮ました。さつま 揚げに甘味があるので醤油だけでじっくり煮含めたものをアツアツで食べるとからだがポカポカ温かくなります。
今回の大根はからみが効いていて大根おろしが最高でした。大根おろしは葉に近い方 から、煮物はしたのほうから使うのだそうですね。

●ロケット菜●

おひたしにしたらおいしいと好評でした。

このロケット菜、実は、この野菜・果物セットが発送されている浜松が一大生産地なのだそうです。イタリア・フランス料理などで知られたこの野菜ですが、胡麻の風味があり、絶対に日本人の味覚にも合う野菜だと思います。

●地鶏自然卵●

届いたときに、卵が割れないようにしっかり梱包されていていいなあと感心しました。

この卵がけっこう悩ましくて、割れてしまうお客様もたまにいます。いつも「今回は無事に届きますように」と祈っています。

〜地鶏卵のシフォンケーキ〜

・卵白--4個分　・卵黄--3個分（残った卵黄はその後私の美味しい卵掛けお昼ご飯になりました） ・サラダ油--30cc　・水--40cc　・薄力粉--75g　・砂糖--65g 薄力粉は振るっておく 卵黄と砂糖半分を、うっすら白っぽくなるまでホイッパーで良く混ぜ合わせる 2.に水を加えしっかり混ぜる 3.にサラダ油を加えしっかり混ぜる 4.に薄力粉を加え良く混ぜる メレンゲを作る。卵白と砂糖半分をはじめはゆっくり合わせ、泡だってきたら、ハンドミキサー高速でしっかりあわ立てる。 ぎっちりかたく角が立つまで泡立てたら、5.の卵黄のボウルに1/3メレンゲを加えゆっくりしっかり合わせる。 また残りの1/2のメレンゲを加えあわせる。 最後は卵黄の方をメレンゲボウルに移しちゃんとまぜる。 型に静かに流し入れ170度で30分くらい焼く。 せっかくなので卵の美味しさを活かしたシフォンケーキにしました。（バターやバニ ラなどの香りをつけず、シンプルにカステラのように卵の味わいを楽しみました。）

●ハヤトウリ●

にんにく醤油に漬け込んで食べました。少し傷になっていましたが、柔らかいものだから仕方がないですね。
このにんにく醤油はけっこう重宝しますよ。にんにくをスライスして醤油に数日間漬け込むだけです。

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