そこで、運命的な出会いがあったのです。昭和58年5月9日の朝日新聞に永田先生の農法の記事が載りました。それがきっかけで、外園先生は、永田先生に連絡をとり、出会ったのです。外園先生が人間に対してしていることと、永田先生が植物に対してしていることがとても似ていました。全く異質な分野にたいへんな良き理解者がいたことを知りお互い感動しあったのでした。
外園先生の療法は、別名「生きエサ療法」というあだ名がついています。先生は、「生きエサ」に対して「死にエサ」ということばを使います。先生の考え方にとって、食べ物が生きているか死んでいるかは、たいへん重要なファクターになるからです。熱処理したり、薬づけにしたり、すりつぶしたり、切り刻んだりすることで、食べ物は「死んで」しまいます。なるべくそれを控え、「生きたまま」食べたほうがよいというのが外園先生の療法の基本なのです。玄米食のこだわるのも、玄米には発芽能力があり、「生きている」からです。そのうえでは、「全体食をする」ということも意味があります。生命体はその全体で一つのバランスをとっていますから、皮をむいたり茎を捨てたりせず、丸ごと食べたほうが生命をとりこめることになります。 |
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