細菌になんか負けないぞ! |
晴天の5月も終わり、そろそろ紫陽花が色づく頃。梅雨ですね。
さてさて、じめじめするこれからの季節に心配なのは「食中毒」。夏場のイメージがありますが、実は食中毒の発生しやすい月は6月から9月。
暖かくなってきて、人間も活動的になれば、食中毒を引き起こす細菌たちも活発に活動するようになるのですね。
この対策にとっても身近かな食品「お茶」と「梅」での予防をしてみましょう。
O-157もやっつける!すごいぞ緑茶パワー。(なんか、あるある大辞典みたいだな)
お茶の栄養素は、花粉症の回で紹介しています。(たんぱく質、脂質、糖質、繊維、灰分、カルシウム、鉄、ナトリウム、カロチン、ビタミン(B1,B2,C,E,P)、ナイアシン、マグネシウム、カフェイン、カテキン、テアニン・・・これらすべてがお茶の葉の中に含まれている栄養素です)
今回は、殺菌作用に注目してみましょう!
カテキンを摂りましょう! 緑茶の成分で注目したいのが、最近よく耳にする「カテキン」。これはお茶の独特な風味の中で「渋み」を担当している成分で、「茶タンニン」ともいいます。 |
●濃いお茶を飲まなければいけないの?
答えはNO。
通常飲んでいる濃度でサルモネラ・腸炎ビブリオ・黄色ブドウ球菌といった細菌を殺菌できます。
ごく少量の緑茶でこれらの細菌が出す毒素を解毒できるのです。●どう緑茶を使ったらいいの?
食事中に、あるいは食後すぐに、自分の好みの濃さのお茶を一杯か二杯飲む。それだけで良いのです。
ただし、カテキンが充分に含まれていなければなりません。そのためには、熱い湯でお茶を入れます。カテキンは80度から溶け出します。このお茶の一煎目、二煎目を飲みます。
お茶なら煎茶でも番茶でも良いし、紅茶やウーロン茶でも同じ効果があるようです。
●相性が悪いのは牛乳!
食中毒の予防を期待する場合、牛乳を同時に飲まないようにします。
カテキンに牛乳の中のタンパク質と結合する性質があるのです。また、O-157は牛乳の中で活発に増殖します。牛乳の中で増殖しているO-157にはカテキンは無効だったという実験結果もあるようです。
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飲むだけじゃなくて料理に活用 お茶活用レシピ
強い抗菌力の梅パワー
青い梅が店先にならぶ季節です。梅の1番の特徴は強い抗菌力を持っていることです。これは梅に含まれるクエン酸に由来します。
梅の成分は、豊富な有機酸。クエン酸・リンゴ酸・コハク酸・酒石酸など。これらが疲労回復、殺菌・抗菌・下痢、腹痛に効くのです。
食べ物は腐敗菌が繁殖し腐りますが、この菌は酸に弱く、クエン菌は繁殖を防止します。おべんとうに梅干しを1個入れておくと腐らない、というのも、やはり昔からの知恵ですね。
材料 青梅--1kg 酸に強い土鍋やほうろう、ステンレスの鍋 作り方
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材料 きゅうり--半分 ワカメ--30g イカ--50g 梅肉エキス--小さじ1/2 酒--小さじ2 みりん--大さじ1 だし汁--大さじ2 しょう油--少々 作り方
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